2006年05月23日

20年あれば・・・(in 安曇野)

20年あれば・・・(in 安曇野)「20年あれば、たいていの夢はかなえられるんじゃない?」
安曇野の森を歩きながら、友達のあきちゃんにそんな話をしました。
「なんだかすごいこと言うね。あっ、でも『SWITCH』新井編集長がたった一人で立ち上げてから、今年で20年になるんだって・・・」

わたしたちは、スイッチ・パブリッシング初の小説単行本『藍の空、雪の島』の記念イベントに参加するために、ここ安曇野に訪れていました。雑誌『SWITCH』といえば、昔から文章も写真も質が高い印象があり、最初からできあがっているもののように受け止めていたような気がしますが、立ち上げ当初の話を聞いていると「最初はどんなことも小さな一歩からはじまるし、外には見えない努力がうんとかくれているんだ」と思いました。『藍の空、雪の島』の作者の謝孝浩さんにしてみても、この小説を書き上げるまでの道のりには、さまざまな思いや経験があったようです。

なぜ心の中に「20年あれば・・・」という気持ちが浮かんだのかはわかりませんが、森の散歩の途中、突如として現れたこの思いを大切にしていこうと思いました。ほんとうにやりたいと思うことを、自分が納得できるようになるまでには、長い月日がかかることでしょう。でも、その過程は苦しみではなく喜びなのだと覚悟することで、1日の意味が変わってくるような気がします。

わたしの周りには、自分の人生や仕事を「こだわり通す」人たちがたくさんいます。
その人たちから、とてもいい影響を受けているのはたしかです。
新井編集長謝さんも、わたしが目標としたくなるような方々でした。
「自分はこれがしたい!」という気持ちを毎日磨き続けることで、いつか光の珠になるのでしょうか。

(続く)



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この記事へのコメント
素敵ですね。
20年あれば・・・ かぁ。
全ては毎日の積み重ねですね。

コトリちゃん
ますます大きくなってますね♪
Posted by smile…m at 2006年05月23日 22:10
smile…mさん>smile…mさんを、おっかけるようにコメントを書くコトリです(笑)。毎日、毎日を大切に過ごしたら、20年でいろんなことができるような気がするのです。森の空気が勇気をくれました。
Posted by コトリ at 2006年05月23日 22:16
素敵なところに行っていらっしゃるのですね。
本土の森。。。久しく行っていません。
沖縄とはまたちがいますものね。

お祝いコメントをありがとうございました。
いくつになってもお祝いされるとうれしいです。
Posted by まほろ at 2006年05月23日 23:42
未来を考えると、自分がどうしたいのかが見えてくる。

今まで私は夢ばかりを追っては何でもすぐに結果を求めようとしてた。
だから色んな事が中途半端になりがちだったけれど、
今は「長い目で見る」ということを勉強中。
長い目では見るけれど、
努力は惜しまず全力を注げるようがんばってる。(つもり)

20年後は50代。
漠然とした目標は持たずとも、「こうありたい」と願うこと、それもまた夢。
その時まだ踊っていられるように、今よりも数倍上手に踊れるように…

って、考えてたらその頃アリカは30歳!!
おばあちゃん、とか呼ばれてたりして(苦笑)

藍の空、雪の島 おもしろそうだね、是非読んでみます。
Posted by ゆきえ at 2006年05月24日 10:48
まほろさん>お元気でしたか?まほろさん、ひさしぶりの登場でとてもうれしいです。あらためて、お誕生日おめでとうございます。だいこんの花のランチとケーキよかったですね!(あっきぃーさんの日記から)
沖縄の森もステキですが、涼しい地方の森もすきなんです!

ゆきえちゃん>未来は、今自分がしていることの延長線にあればいいなーと思っています。(あたりまえといえば、あたりまえなんだけど・・・)
「長い目」でみるというのは、たしかに一番学びたいことかもしれないね。結果をいそいでしまうこともあるけれど、大切なことはじっくりゆっくり進んでいきたいです。
わたしたちが50代になるってことは、アリカちゃんは30歳かー!!20年ってそういうことよね。
Posted by コトリ at 2006年05月24日 22:05
20年あれば
たいていの夢はかなえられる
そう信じる生き方は
大切なことです。
Posted by あっきぃー at 2006年05月25日 02:15
あっきぃーさん>あっきぃーさんもやっぱりそう思いますか?
そんなふうに思ったほうが、毎日の暮らしもぐっと楽しくなります♪
Posted by コトリ at 2006年05月25日 23:57
 
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