2005年10月02日

写真展「地球を生きる子どもたち」

浦添市美術館に、写真展「地球を生きる子どもたち」を見にいってきました。
20世紀を中心に約1世紀半にわたり写された子どもの写真、約200点が展示されています。戦争を中心とした歴史の流れに沿って、写真は展示されていました。

これは正直言って、心地のよい写真展ではありませんでした。
かわりに、見終わったあと、ずっしりと胸に残るものがありました。

なぜなら、展示されている写真の半分以上が、戦争で傷ついた子供たちの写真だったから。
胸にのこるのは、子供の笑顔よりも、子供の悲しみ、怒り、苦しみでした。
見れば見るほど「なんで戦争があるんだろう?」と、理解できない苦しみがわいてきます。

子供が笑顔でいられるかどうかは、写真展「地球を生きる子どもたち」
大人がどういう世界を、国を、家庭を作っていくかによるのです。
「私にできることはなんだろう?」
そんなことを深く考えさせられる写真展でした。

浦添市美術館
写真展「地球を生きる子どもたち」
2005年10月16日(日)まで
入場料1000円

※写真は戦争前にイラクのモスクで撮った写真です。
笑顔のかわいい女の子です。


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Posted by コトリ at 23:04│Comments(7)社会
この記事へのコメント
子どもたちには、愛情をもって
接していきたいですね。

もちろん、厳しく叱ることも大切です。

近所のカミナリおやじを目指して…。
Posted by キヂ at 2005年10月02日 23:59
昨日、浦添美術館の前を通りました。いつもより停車している数が多いので何の展示かな?と思っていましたが。
「地球を生きる子どもたち」だったんですね。
私も子どもを連れて観に行く予定です。
Posted by chuchu at 2005年10月03日 13:02
キヂさん>カミナリおやじ必要ですね・・・。愛あってこその、叱りでないときっと子供には伝わらないのかもしれませんね。

chuchuさん>ぜひいってみてください!私が行った時は、日曜日だったので、子供もけっこうきていました。
「子供たちはどんな気持ちでこの写真展をみているんだろう?」と思いながら眺めていました。
Posted by コトリ at 2005年10月03日 17:02
<コトリさん、「地球を生きる子どもたち」を見て来たのですね。
わたしも見に行くつもりです。
こどもの笑顔をみていると、可愛くていとしくて、まさしく「たからもの」だなあと想います。
もうこれ以上、こどもが犠牲にならない世の中にしたいですね。

イラクの女の子の笑顔、すてきですね。
この子は今、どうしているのでしょうか?
Posted by 苔緑 at 2005年10月03日 23:35
苔緑さん>こどもの笑顔は、見ているものを幸せにする不思議な力がありますね。この笑顔を絶対に守りたいです。

イラクの女の子に、沖縄の海でひろったサンゴや貝殻をあげました。
「これはお守りだよ」って渡したら、すごくうれしそうに抱きしめていました。
あの子の無事を祈っています。
Posted by コトリ at 2005年10月04日 00:27
この写真展、東京でも開催されていたんですが、
とうとう行けずじまいでとっても残念だった企画展の一つ。
石川直樹氏が、
「地球に生きる子どもたち」ではなく、「地球を生きる子どもたち」
というタイトルであることにとても深い意味を感じていた、
というコメントをしていたような・・・それで気になって気になって
見に行きたかった写真展。

行きたかったな・・・。
Posted by 亜 at 2005年10月05日 03:33
亜さん>巡回展だったとは知りませんでした。
「よくぞ沖縄まで来てくれた!」とうれしく思います。
亜さんはいけなかったのはざんねんですが、またこのような企画があるとよいですね。「地球を生きる子どもたち」、素晴らしいタイトルです。
Posted by コトリ at 2005年10月05日 13:08
 
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