【PR】

  

Posted by TI-DA at

2009年06月12日

風の岩




中断していた沖縄離島の旅の続きです。

伊是名島。「伊是名島?どうしていきたいと思ったの?」
と、旅に行く前、意外なほどに周りから質問されました。
那覇から行くには交通不便で、知名度も高くなく、観光地でもないこの島に行こうというのだから、なにか理由があるのだろうと思うのかもしれません。
「そう言われてみるとなんでいきたいんだっけ?」
と思ってしまうくらい、漠然とした気持ち。
強いて言えば伊是名出身の版画家・名嘉睦稔さんが好きだから、作品にたびたび登場する島の景色をみてみたかったということ。そして、映画「ガイアシンフォニー」で睦稔さんがお気に入りの秘密の場所として紹介していた二枚岩にいってみたかったこと。

映像では、けもの道のようなところの草をかきわけてはいっていくと、その岩がありました。人一人横になってはいれるくらいの間をあけて、大きな岩が2枚ハンバーガーのように重なっています。
睦稔さんはそこに横になり、島全体をみわたしていました。

その岩の場所は観光案内所でもらった冊子にちゃんとのっていました(あれ、秘密の場所ではなかったのか!?)。でも地図にはのっていなかったので、「たぶんここらへん」というのを教えてもらいました。
そうでなくても方向感覚がとぼしいわたしと友だちがはたしてたどりつけるのか。

なんとたどりつきました。チヂン岳の小高い丘(崖)の上にそこはありました。
道の入口には「風の岩」と書いた標識がたっていました。

はい、2枚の岩のあいだに横たわってきました!風が吹きぬけ、伊是名の海と森が一望できます。
でも昼寝は危険です。体のバランスをくずしたら、そのまま落下・・・。
またいつか来たい場所です。


  


Posted by コトリ at 17:15Comments(0)沖縄観光ポイント

2009年05月26日

海へともぐっていく太陽




伊是名島の西側の浜から、海へと落ちていく夕陽を眺めました。
あたりまえのようでいて、貴重な風景。
水平線に近づくと、沈んでいくのはほんとうに早い。

海から昇り、海へと沈んでいく太陽。
毎日、毎日、あきることなく続いていく天体ショーをいつも感じることができたらいいのにと思いました。
太陽が沈む寸前にみせるあの赤い色。
目に焼きつけて、体にしみこませて、そっともって帰りました。

  


Posted by コトリ at 22:05Comments(0)沖縄観光ポイント

2009年05月25日

伊是名島の宿 はとば旅館




伊是名島に着いて、まずはこの日の宿「はとば旅館」へ。
外観からして、旅館というよりは古い民宿という感じ。
「こんにちは~!」
しばらくすると遠くから「はい」と小さな声。
おばちゃんが出てきて、部屋の番号だけをつげてまた消えていった。
部屋の鍵もないらしい。
2階に上がる階段は、赤いタイル調のビニールシート。
おいてある装飾品とか、手すりとか廊下とかなにもかも昭和の香りがした。
部屋はわりと小さくて、となりの部屋とはふすま1枚でへだてられている(ただし鍵がかかっている)。いいとか悪いとかぬきにして、そういう感じなのです。

実は伊是名島での宿探し、けっこう大変でした。
小さな島ですが、たしか20軒弱くらいの宿があったはずです。
だけど、ガイドブックには載っていないし、webで調べても宿の評判などはほとんどないのです。
宿の名前と住所と電話番号くらいしかわからないので、あとは友人たちに聞くしかない。
でも伊是名島はあまり観光地でないので、行ったことがある人も数えるほどでした。
伊平屋島もそうだけれど、意外なほどこの2島の情報は少ないのです。
素朴で、観光客ずれしてなくて、海がとってもきれいで、いい所なんですけれどね。

はとば旅館、ごはんはとてもおいしかったです。
愛想ないかなと思っていた宿のおばちゃんも、話してみれば素朴なあたたかい人でした。
建物の設備や寝具は、正直いって離島の民宿慣れしていない人には(いつもリゾートホテルなどに泊まっている人とか)、むずかしいものがあるかもと思いました。
わたし、どうしても毛布が気になってしまうんです。思いこみなのか、アレルギーなのか、なんだか体がかゆくなってしまうひ弱なお肌で。
はとば旅館、素朴な伊是名らいしい宿でした。(島の中でも老舗の宿だとか)

はとば旅館
1泊2食付き 5000円
港からわりと近くです。部屋の鍵はあったらしい・・・











  


Posted by コトリ at 22:01Comments(0)沖縄観光ポイント

2009年05月15日

運天港から伊是名島へ


今帰仁村運天港


「行ってみたい!」という気持ちだけで、旅立ったわたしたち。
今回一緒に旅をしたヨリコとは、初めての沖縄旅行の時も一緒でした。あれは、もう8年前のこと。
それから何度も沖縄の旅にでました。一緒にいると「雨の日」が多くて、いつも「雨女だからね~」とおたがい言い合っていたものです。
ですが、今回の旅は那覇で雨を何粒かうけただけで、あとは晴天でした。

那覇でうちなー人のとうまさんと合流して運天港に向けて出発!
って、とうまさんが車を出してくれたから気楽に出発できたものの、よりことわたしだけだったら、高速バスとタクシーを乗り継がないとたどりつけないはるかな道のり。
伊是名と伊平屋にいく人が多くないのも、運天港が交通不便な場所にあるというのも一理あるのかも。

途中、やんばるで少し迷いながらも、無事港に到着。
運転手のとうまさんおつかれさま!
伊是名のヒーロー「尚円王」のイラストが描いてある大きなフェリーが待っていました。
思った以上に大きな船。でも乗っている人は少なかったです。平日だからかな。

船酔いするのこわいから、すぐに横になって眠りました。
運天港から伊是名島仲田港まで55分。
あっという間の船の旅。もっと眠っていたいくらいでした。
眠い目をこすりながら、よたよたと船をおりると、伊是名島の海の色!
なんていやされるブルーなんでしょう。目のおくがじわーとあたたかくうるんでいくのがわかりました。

(続く)

ニュー伊是名(フェリー)
今帰仁村運天港←→伊是名村仲田港
所要時間:55分
運賃:1,760円(片道)、3,350円(往復)
  


Posted by コトリ at 13:02Comments(2)沖縄観光ポイント

2009年05月03日

たどり着いた朝焼け


伊平屋島のクマヤ洞窟からみる朝焼けがとても神々しいときいたので、朝5時30分に自転車で出発。
途中、予想外に舗装されていない道にでてしまい、ハブにおびえながら、日の出を迎えました。

とにかく海岸にでることにしました。もう太陽はだいぶ上にあがっていましたが、雲から海に差す光からはなにかよきものが降りてくるようにみえました。

森にも入りましたが、その時の話はまた次回。今から本島に戻ります。

  


Posted by コトリ at 12:47Comments(0)沖縄観光ポイント

2009年05月02日

てるしのの島


伊平屋島にフェリー到着!青年会のエイサーで歓迎です。

  


Posted by コトリ at 12:39Comments(0)沖縄観光ポイント

2009年05月01日

空が映る


鏡のような水面に夕焼けの空が映って、リンゴのような太陽が海の向こうに沈んでいくのをずっと眺めていました。

入り日が好きで、24時間椅子を少しずつ動かしながら、ずっと夕陽を眺めていたのは確か星の王子さま?

一緒に旅をしていたお友だちが一人帰っていきました。
楽しい時間をありがとう。

明日は伊平屋島にわたります。


  


Posted by コトリ at 23:02Comments(0)沖縄観光ポイント

2009年05月01日

チヂン山山頂から


まさかこんなところでガムをふむとは!?

今、伊是名で一番高い所にいます。


  


Posted by コトリ at 14:45Comments(2)沖縄観光ポイント

2009年04月30日

伊是名島の夕陽


伊是名島に着きました。海の色すごくきれいです。ウニとかナマコとかヒトデが、ゆるやかに生きている感じ。

夜になり、窓の外からゴーという風の音と波の音がずっときこえてきます。

  


Posted by コトリ at 21:16Comments(0)沖縄観光ポイント

2007年06月19日

蛍の森へ

         

緑のコトリ隊長を先頭に、蛍探検隊(隊員4名)夜の森にいってきました。
写真は、手の中で黄色い光を放つ蛍さんです。黒い豆みたいのが蛍の体。
赤く見えるのは、赤外線ライトを灯しているからです。

日が沈んでから1時間が蛍の活動期だというので、みんなで7時に待ち合わせしました。
場所は首里の末吉公園。那覇市内にこんな自然がのこっているのは奇跡的で、貴重で、素晴らしいことです。
待ち合わせの30分前には一時的な雨と雷がなりましたが、そのぶん東シナ海に沈む夕陽が最高にきれいでした。
「アコ~クロ~」とかいって、少しおびえながらみんなで固まりながら森の中へ。
目的の場所について、陽がすっかり落ちるのを待ちました。
あたりは樹が生い茂っているせいもありもう真っ暗です。
「いた、いた!」緑隊長の声が。ふり向くと。黄色い点滅光が一つ横切っていきました。
それからは、一つ、二つの光がふえていき、気がつけば無数の光に囲まれていました。
飛びながら点滅しているのもあれば、葉にとまったまま光続けているものも。

いつまでも見続けていたいやさしい光。
こんな自然がまだのこっている沖縄が、やっぱり好きだなと改めて思う夜でした。

※蛍の光の点滅は、オスとメスが出会うための合図だそうです。
6月いっぱいが見ごろです。
  
タグ :


Posted by コトリ at 23:20Comments(2)沖縄観光ポイント