2014年07月25日

木の器

木の器



木のお皿にのっているリンゴが嬉しそう。
このお皿は、この姿になる前は学校の扉でした。
その前は、きっとどこかの森に生きる「栓(せん)」という樹。
何回も生まれ変わり、お皿になってわたしのところにやってきた。

お皿を作った角さんは、切り倒された樹や、使われなくなる木を使って木工品を作ります。
海の波に乗ったあとは木の皿が海になり、山に登ったあとは木のコップが山になる。
「なる」というよりは、海であり山であり自然の一部であることを思い出すのかな。

わたしは、たくさんの食器はいらないと思っている。
ほんの少し、必要最低限のものがあればいい。
でもその少ない食器が、大好きな心地いいものだけだったらどんなに楽しいのか。

それは食器に限らないよね。
本でも洋服でも友だちでも・・・。

このお皿をみていると、そんな気持ちを思い出すんだよ。
とびきりのおいしいものをのせて、いただきます!


コトリ工房「日々のこと」より


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