2013年04月24日
映画「玄牝(げんぴん)」上映会終了!
沖縄本島縦断「玄牝(げんぴん)」上映会が、4月20日(土曜日)終了しました。
沖縄が大好きで、「玄牝」が大好きな助産師さんたちが、多くの人たちにお産の素晴らしさを伝えようと始まった企画です。第一回目は2012年12月に北中城のあやかりの杜、第二回目は2013年1月に名護公民館、そして最終回の第三回目は西原のキリスト教短期大学で上映されました。
わたしがこの映画を初めてみたのは、2010年秋に東京の渋谷ユーロスペースで。
この時は初公開で河瀬監督もいらしていました。
はじめて見るお産の映像と、映画の舞台である吉村医院の吉村先生の激しさと、妊婦さんの生命力に、衝撃を受けました。
そして、気がつけば助産師さんと共に、沖縄での上映会にたずさわることになるとは、不思議なご縁です。仲間うちでは、自分たちのことを「産婆組合」といっているのですが、組合といってもかぎりなくゆるく、組織という感じでもなく、上映会の数日前になると全国から集まり、そして解散していくという、つねに流動的な仲間たち。メンバーも、わたしのように助産師じゃない人もいるし、男性もいるし、初めて会う人もいます。
わたしにとって産婆組合は、いろんな人やものをまきこみながら進んでいく台風のようなイメージです。誰もがんばりすぎないし、いつもどうにかなるさと思っているし、行き当たりばったりなところもたくさんあるし、ある意味徹底的に受身。流れにゆだねるだけ。でも、そこにいつも奇跡がまっているのです。
この1年間、産婆組合の仲間たちと、旅をしたり、上映会をしたり、ごはんを食べたり、歌ったり、踊ったり、素晴らしい時間をすごしました。上映会に来る人も、みんななぜか笑顔、笑顔。
上映会のあとのミーティングで、
「誰もなにも言わないのに、それぞれが自分ができることをして、すべてがうまくまとまって、みんなが幸せ。こんな世の中になっていけたらほんとうにいいね」と、みんなで実感。
上映会にきてくれたみなさん、そして産婆組合の仲間たち、
ほんとうにほんとうにありがとう!
※チャペルでの上映
2013年04月19日
映画「玄牝(げんぴん)」上映会 in 沖縄(南部編)
【開催日】2013年4月20日(土)
【スケジュール】13時30分~(開場12時45分)
【映画鑑賞料】1,000円(中学生以下無料)学生:500円(※学生証の提示をお願い致します。)※予約不要
【開催場所】沖縄キリスト教短期大学 仲里朝章記念チャペル
【お問い合わせ】
「玄牝」上映 in 沖縄実行委員会 担当:久場 090-7587-7999
昨年から、「玄牝」上映 in 沖縄実行委員会によって、
沖縄中部、北部で開催されてきた映画「「玄牝」。
3回目の今回は、南部地区での開催ですよー。
会場には、お子様連れのお客様も気兼ねなく鑑賞ができるお部屋もご用意しています。
そしてメイン会場は、なんとキリ短のチャペル!
チャペルの神聖な空気のなかでみる「玄牝」は、
会場の下見にいったスタッフは「チャペルのなかはまるで、母親のおなかのなかにいるようだった」
と語っていました。荘厳な静けさのなかできく産声は、どんな感じかと楽しみにしています。
●「玄牝」ストーリー
愛知県にある産婦人科・吉村医院では、薬や医療機器などの人工的な物を介入せず、女性が本来持っている力を信じる“自然なお産“(自然分娩)を行っている。さまざまな想いや経験を持つ妊婦、そして助産師たちは生まれ来る小さな命のために心をひとつにしていくドキュメンタリー映画です。
「萌えの朱雀」「殯の森」といった劇映画のほか、ドキュメンタリー作家としての才能も高く評価されている河瀬直美監督。
彼女が自身の出産の模様を収めた「垂乳女 Tarachime」から4年、「玄牝」では、和室での自然分娩といった日本古来のお産にこだわる吉村医院と、そこで出産を選んだ女性たちの姿が、16ミリフィルムの独特な映像で捉えられています。
玄牝公式サイト
2013年01月18日
「虹の戦士」
今朝、たくさんの雨がふったあと、南のほうに見える街がまぶしいほどの光につつまれていました。
そして、ああなんて強い光だろうと思うと、なんと虹がかかっているじゃありませんか。
その虹はすごく大きくて、丘の上のわが家からも全体を見渡すことができませんでした。
ひさしぶりの虹にドキドキ。
ふと「虹の戦士」のお話を思い出しました。
10日ほど前に、友人たちが「「虹の戦士」語りLIVEを開催しました。
これから「虹の戦士」たくさんが生まれてきそうな特別な場所で。
赤ちゃんと、お母さんと、お母さんのお腹のなかにいる赤ちゃんとともに、
この大切なお話をききました。
語り手:坂口火菜子さん
唄い手:雅紀与さん
アメリカ・インディアンが信じつづけてきた最後の再生への物語。
「地球が病んで動物たちが姿を消しはじめるときまさにそのときみんなを救うために虹の戦士たちがあらわれる…」と物語は語っています。
わたしたち一人一人が「虹の戦士」になり、
世界の人と手をとりあい、
この大地に感謝し、祈り、癒し、
すべての命を敬うことができれば、
まだ間に合うかもしれません。
「虹は、すべてのもののなかにおられるあのおかたからの
メッセージなのだ。
すべての人間がひとつの家族のようにつながることとを、
虹は教えている。
さあ、あの山の頂にお行き、わたしにつながる愛しい者よ。
どうやったら虹の戦士になれるか、
行け、
行って学ぶがよい・・・」
(虹の戦士より)
タグ :虹の戦士
2012年10月10日
映画「玄牝(げんぴん)」上映会 in 沖縄
【開催日】2012年10月14日(日)
【スケジュール】14:00~15:35 定員120名(開場13:30)
【映画鑑賞料】1,000円(中学生以下無料)※予約不要
【開催場所】あやかりの杜 多目的ホール
(沖縄県中頭郡北中城村喜舎場1214番地)
※会場の駐車場は駐車可能な台数に限りがございます。同伴の方と同じ車に乗り合わせて頂くか、近隣の駐車場所、公共施設をご利用ください。
駐車場は地上44台、地下30台が駐車可能ですが、施設内の図書館などの
利用者の方も利用されますので満車になる可能性もございます。
詳細はこちらをご欄ください↓
『玄牝』上映会in沖縄
沖縄では、2週間だけ桜坂劇場で上映された「玄牝(げんぴん)」。
今回、自主上映で沖縄に戻ってきます。
全国各地から集まったお産と沖縄をこよなく愛す助産師さんたちが、
「ぜひ沖縄の人たちにもこの映画をみてほしい」ということで実現しました。
舞台は、愛知県の岡崎市にある産婦人科吉村医院。
白いひげを生やして作務衣を着る吉村正先生。
その仙人のような風貌を、テレビなどで見て記憶している人もいるかもしれません。
「生まれてきてくれて ありがとう。」
赤ちゃんに、自分自身に、過去生まれてきた全ての人に、
そう言いたくなる映画です。
「玄牝(げんぴん)」とは老子の言葉で、これを「神秘なる母性」と呼んでいます。
すべての人の中にある母性を目覚めさせることで、世界は変わっていくのだと思います。
『玄牝』上映会in沖縄
2011年12月04日
「ミュータント・メッセージ」
自分にとって必要な情報は、絶妙なタイミングで目の前にあらわれる。
と、強く自覚したのが「ミュータント・メッセージ」という本です。
実家にある本のコレクションを処分しはじめようと、まずは1冊手にとってみたのがこの本でした。
いつ買ったのか、内容はどうだったのかもまったく覚えていませんでした。
読み始めてもほとんど内容を思い出せなかったので、たぶん買っただけで読んでなかったのかもしれません。
でも、1ページ1ページと読み進めていくうちに、今こそ読む時期だったことがわかりました。
オーストラリアのアボリジニ<真実の人>族と、米国人女性がオーストラリア大陸を旅する話です。人間は、自然の中ですべてのものとつながりながら生きているということを教えてくれます。
と、とても簡単に紹介してしまいましたが、内容はとても深くて、真実にせまっています。
この話はフィクションという形で書かれていますが、それがフィクションであってもノンフィクションであっても、伝えたいことが伝わることが大切なんだと感じました。
今、自分個人としても、日本人としても、地球人としても、境界線に生きていると感じています。
あと一歩でどちら側の世界にも転がっていくような、すごく繊細な時期。
今、この本で出会えたことに感謝します。
「われわれはミュータントを批判しません。
われわれが自らのために祈って自らを解放するように、彼らのために祈って彼らを解放します。
彼らが自らの行為を価値観とじっくり観察し、手遅れになる前にすべての生命がひとつであることを学ぶように祈ります。
彼らがこの地球とお互いに対する破壊行為をやめるように祈ります。
何かを変えるのは今しかないと気づくミュータントがいることを祈ります」
(マルロ・モーガン作「ミュータント・メッセージ」より)
と、強く自覚したのが「ミュータント・メッセージ」という本です。
実家にある本のコレクションを処分しはじめようと、まずは1冊手にとってみたのがこの本でした。
いつ買ったのか、内容はどうだったのかもまったく覚えていませんでした。
読み始めてもほとんど内容を思い出せなかったので、たぶん買っただけで読んでなかったのかもしれません。
でも、1ページ1ページと読み進めていくうちに、今こそ読む時期だったことがわかりました。
オーストラリアのアボリジニ<真実の人>族と、米国人女性がオーストラリア大陸を旅する話です。人間は、自然の中ですべてのものとつながりながら生きているということを教えてくれます。
と、とても簡単に紹介してしまいましたが、内容はとても深くて、真実にせまっています。
この話はフィクションという形で書かれていますが、それがフィクションであってもノンフィクションであっても、伝えたいことが伝わることが大切なんだと感じました。
今、自分個人としても、日本人としても、地球人としても、境界線に生きていると感じています。
あと一歩でどちら側の世界にも転がっていくような、すごく繊細な時期。
今、この本で出会えたことに感謝します。
「われわれはミュータントを批判しません。
われわれが自らのために祈って自らを解放するように、彼らのために祈って彼らを解放します。
彼らが自らの行為を価値観とじっくり観察し、手遅れになる前にすべての生命がひとつであることを学ぶように祈ります。
彼らがこの地球とお互いに対する破壊行為をやめるように祈ります。
何かを変えるのは今しかないと気づくミュータントがいることを祈ります」
(マルロ・モーガン作「ミュータント・メッセージ」より)
タグ :ミュータントメッセージアボリジニ
2011年11月08日
映画「エンディングノート」
映画「エンディングノート」を見てきました。
娘が撮った父親の最期を迎えるまでの映像。
と、聞くとそんなものをわざわざ映画館に見にいきたくないと思ってしまうのですが、なぜかこの映画は惹かれるものがありました。
映画のチラシにものっているお父さんのトーストを食べる時の笑顔のせいでしょうか。
家族の病気が発覚して、病気が進行し、最期を迎える。
そのシチュエーションは、周りにたくさんある話だし、自分の家族におきかえると一番想像するのがつらいことでもあります。ある意味、ほんとうに見たくないテーマ。この映画のプロデューサーの是枝さんも「このタイプのものが100本作られたら、99本は失敗すると思うんですよ」 と言っています。
ですが、見終わって、確かにお父さんは亡くなっていったのですが、心にのこるのは悲しみよりもあたたかさでした。もちろん映画の中で、何度も悲しくて泣けてきたこともあります。でも、生きることも死ぬことも不変の法則なんだなー、その中にわたしたちは毎日の暮らしがあるんだなと改めて思いました。
おすすめの映画です。
わたしは、もう一度見たいです。
エンディングに流れるハナレグミの「天国さん」が、またいい歌なんだなぁ。
娘が撮った父親の最期を迎えるまでの映像。
と、聞くとそんなものをわざわざ映画館に見にいきたくないと思ってしまうのですが、なぜかこの映画は惹かれるものがありました。
映画のチラシにものっているお父さんのトーストを食べる時の笑顔のせいでしょうか。
家族の病気が発覚して、病気が進行し、最期を迎える。
そのシチュエーションは、周りにたくさんある話だし、自分の家族におきかえると一番想像するのがつらいことでもあります。ある意味、ほんとうに見たくないテーマ。この映画のプロデューサーの是枝さんも「このタイプのものが100本作られたら、99本は失敗すると思うんですよ」 と言っています。
ですが、見終わって、確かにお父さんは亡くなっていったのですが、心にのこるのは悲しみよりもあたたかさでした。もちろん映画の中で、何度も悲しくて泣けてきたこともあります。でも、生きることも死ぬことも不変の法則なんだなー、その中にわたしたちは毎日の暮らしがあるんだなと改めて思いました。
おすすめの映画です。
わたしは、もう一度見たいです。
エンディングに流れるハナレグミの「天国さん」が、またいい歌なんだなぁ。
タグ :エンディングノート
2011年04月28日
「生誕100年 岡本太郎展」
<岡本太郎アートピースコレクション-坐ることを拒否する椅子>
岡本太郎、好きです。
作品が好きというよりは、その存在自体にグイグイ惹きこまれます。
東京国立近代美術館で、3月8日から5月8日まで開催されている「生誕100年 岡本太郎展」に行ってきました。ずいぶん前から、この展覧会を楽しみにしていたのですが、3月11日に地震があって以来すっかり行きそびれていました。
平日の昼間でしたが、たくさんの人が展覧会に訪れていました。
偶然とはいえ、この大変な時期に開催されていることに深い意味を感じました。
今回のテーマは、「対決」です。
さまざまな既成の価値観に鋭く「NO!」をつきつけてきた太郎の人生。
立ち向かっていくことにどれだけのエネルギーと勇気と強さがいることか、考えさせられます。
来場者は出口のところで、「太郎のことば」というクジを引きます。
「いのちを賭けて 運命と対決するのだ。
その時、切実にぶつかるのは己自身だ。
己が最大の味方であり、また敵なのである。」
誰のせいにもできないのが人生です、うん。
そして限りなく自由をを与えられています。
爆発的な、今あるものをくつがえすハチャメチャなポジティブなエネルギー。
今、必要だと思うのです。
「生誕100年 岡本太郎展」
東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)
5月8日まで
2010年08月16日
soul of どんと 2010
8月15日行ってきました「soul of どんと 2010 ~復活!10周年SPECIAL~」。
沖縄にも縁の深いどんとさんがなくなって今年で10年です。
どんとさんのご家族や、友だちや、どんとさんが大好きなミュージシャンが、日比谷野外音楽堂に大集合しました。
お友だちの美雪ちゃんがこの日とってくれた席は、前から4番目のステージ中央部。視力があまりよくないわたしでも、出演者の顔がはっきりみえるほどの特等席でした。
どんとさんは2000年の1月に、旅先のハワイ島のキラウエア火山で倒れ、そのまま天国に旅立ちました。奥さんでやはりミュージシャンの小嶋さちほさんは、どんとさんの死について「この10年、魂は永遠なのか、それをほんとうに信じられるのかと考えました・・・・(中略)、でも、いろんなことがあって魂は永遠だとわかりました。だから、みなさん愛する人がなくなっても大丈夫ですよ!」と、ステージの上でとても平和な笑顔で語っていました。
さちほさんの最近出された本「虹を見たかい?」
にこの10年のことが書かれています。
さて、さまざまなミュージシャンがどんとさんの曲を1曲ずつ歌っていくのですが、夢のようなもりだくさんのステージでした。
奥田民夫、岸田繁(くるり)、曽我部恵一、ハナレグミ、原田郁子(クラムボン)、宮沢和史、YO-KING、ほかたくさんのミュージシャンたちが次から次へと素晴らしい歌を。
息子のラキタ君が歌う「橋の下」、ステージのバンドの人も、観客も、みんなどんとさんの気持ちになってあたたかく宝物をみつめていたんじゃないかな。素晴らしい才能は、確実に息子にも受け継がれているようです。これからも楽しみです。
SANDIIさんとさちほさんの歌う「波」は、まるで異次元との融合が目の前で行われているようでした。忌野 清志郎さんの「孤独な詩人」(「soul of どんと 2006」の映像)には、ただただ泣けました。
この日、わたしが見た夢は、セスナみたいな小さな飛行機にのって、青空に向かって垂直にあがっていくという夢。ぐんぐんと高度を上げ、それはもうジェットコースター並みに回転しそうな勢いでした。
2010年8月15日の「soul of どんと 2010」。「魂」というものを意識せずにはいられないそんな夜でした。
沖縄にも縁の深いどんとさんがなくなって今年で10年です。
どんとさんのご家族や、友だちや、どんとさんが大好きなミュージシャンが、日比谷野外音楽堂に大集合しました。
お友だちの美雪ちゃんがこの日とってくれた席は、前から4番目のステージ中央部。視力があまりよくないわたしでも、出演者の顔がはっきりみえるほどの特等席でした。
どんとさんは2000年の1月に、旅先のハワイ島のキラウエア火山で倒れ、そのまま天国に旅立ちました。奥さんでやはりミュージシャンの小嶋さちほさんは、どんとさんの死について「この10年、魂は永遠なのか、それをほんとうに信じられるのかと考えました・・・・(中略)、でも、いろんなことがあって魂は永遠だとわかりました。だから、みなさん愛する人がなくなっても大丈夫ですよ!」と、ステージの上でとても平和な笑顔で語っていました。
さちほさんの最近出された本「虹を見たかい?」
にこの10年のことが書かれています。
さて、さまざまなミュージシャンがどんとさんの曲を1曲ずつ歌っていくのですが、夢のようなもりだくさんのステージでした。
奥田民夫、岸田繁(くるり)、曽我部恵一、ハナレグミ、原田郁子(クラムボン)、宮沢和史、YO-KING、ほかたくさんのミュージシャンたちが次から次へと素晴らしい歌を。
息子のラキタ君が歌う「橋の下」、ステージのバンドの人も、観客も、みんなどんとさんの気持ちになってあたたかく宝物をみつめていたんじゃないかな。素晴らしい才能は、確実に息子にも受け継がれているようです。これからも楽しみです。
SANDIIさんとさちほさんの歌う「波」は、まるで異次元との融合が目の前で行われているようでした。忌野 清志郎さんの「孤独な詩人」(「soul of どんと 2006」の映像)には、ただただ泣けました。
この日、わたしが見た夢は、セスナみたいな小さな飛行機にのって、青空に向かって垂直にあがっていくという夢。ぐんぐんと高度を上げ、それはもうジェットコースター並みに回転しそうな勢いでした。
2010年8月15日の「soul of どんと 2010」。「魂」というものを意識せずにはいられないそんな夜でした。
タグ :soul of どんと 2010
2010年05月18日
「世界を救う13人のおばあちゃんの言葉」
祈り、平和、浄化、癒し、植物の力。
この本で何度も繰り返し出てくる言葉を書きだしてみました。
国も種族も違う先住民族のおばあちゃんたちの語る言葉は、みな同じことを伝えようとしています。
どうやらわたしたちは、瀬戸際の時代に生まれてきたようです。
地球を救えるか、このまま滅びていくか。
「世界を救う13人のおばあちゃんの言葉」には、2010年の10月に奄美大島でひらかれる「13人のグランマザー国際会議」に登場するおばあちゃんたちのメッセージがぎっしりつまっていて、宝箱のような本です。すでに絶版で、現在は中古の本なら購入できます。
地球や人のために(自分を癒すことをふくめて)何かできることはないかと思っている方に、とてもおすすめの本です。
世界を救う13人のおばあちゃんの言葉(amazon)
2010年04月27日
大城清太 天描画展-真玉-
沖縄の天描画家、大城清太さんの作品展にいってきました。
大城さんの作品を見る機会はこれで3回目。いつも「気がつけば大城さんの作品の前にいた」という感じで、ご縁を感じます。
1回目は、2005年に友人に誘われて行った「ひまわりEXHIBITION」。ひまわりを題材にしたグループ展でした。宜野湾市のMIX life-styleの階段のところに、すべて点で描かれた大きなひまわりの絵が飾られていたような記憶があります。「全部点で描くなんて面白い作家さんだな」と思いました。
2回目は、2008年のさちばるでのイベント「海楽」。1年に一度宮元亜門邸が一般に公開されるのですが、中では大城さんの作品が展示されていました。
そして、今回。助産師かおりんにさそってもらい最終日に行くことができました。
大城さんのおばあさまは、神人(かみんちゅ)だったそうで、小さな頃から聞いていたお話を今こうして天描画にしているそうです。気になる絵があると丁寧に説明してくれるのですが、「解説」というよりは「物語」をきいているような気持ちになりました。
わたしたちを守ってくれている竜神、命、自然、琉球。大城さんの絵は「祈り」そのものだなと思いました。絵をみていると、心の奥深いところから静かで美しい歌が聴こえてくるような。
泥の中から一本の蓮の花がのび、そこから祈りがうまれる絵が印象的でした。
今いるところがどんな場所であっても、光をめざして祈ることを忘れてはいけないなと思いました。