2011年04月28日

「生誕100年 岡本太郎展」

「生誕100年 岡本太郎展」
<岡本太郎アートピースコレクション-坐ることを拒否する椅子>

岡本太郎、好きです。
作品が好きというよりは、その存在自体にグイグイ惹きこまれます。
東京国立近代美術館で、3月8日から5月8日まで開催されている「生誕100年 岡本太郎展」に行ってきました。ずいぶん前から、この展覧会を楽しみにしていたのですが、3月11日に地震があって以来すっかり行きそびれていました。

平日の昼間でしたが、たくさんの人が展覧会に訪れていました。
偶然とはいえ、この大変な時期に開催されていることに深い意味を感じました。
今回のテーマは、「対決」です。
さまざまな既成の価値観に鋭く「NO!」をつきつけてきた太郎の人生。
立ち向かっていくことにどれだけのエネルギーと勇気と強さがいることか、考えさせられます。

来場者は出口のところで、「太郎のことば」というクジを引きます。

「いのちを賭けて 運命と対決するのだ。
その時、切実にぶつかるのは己自身だ。
己が最大の味方であり、また敵なのである。」

誰のせいにもできないのが人生です、うん。
そして限りなく自由をを与えられています。

爆発的な、今あるものをくつがえすハチャメチャなポジティブなエネルギー。
今、必要だと思うのです。

「生誕100年 岡本太郎展」
東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)
5月8日まで


「生誕100年 岡本太郎展」









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