2006年08月13日

星野道夫メモリアルプロジェクト

                 星野道夫メモリアルプロジェクト

「星野道夫さんのメモリアルトーテムポールをアラスカに立てよう」
というプロジャクトが、いよいよ2006年8月11、12日に始動しました。
場所は東京の未来館。題して星野道夫メモリアルプロジェクト@未来館
生前、星野さんと親交の深かった、映画監督(ガイアシンフォニー)の龍村仁さん、作家の池澤夏樹さん、女優の山口智子さん、アラスカ・クリンギットインディアンのボブ・サムさんが参加しました。
星野さんの話を、いろんな人の口から聞けば聞くほど、星野さんのアラスカや自然や人間に対するまっすぐな魂の美しさを感じずにはいられません。
わたしは、これからも何度も彼の写真集をめくるだろうし、何度も彼の文章を読み返すでしょう。
ボブ・サムさんの「ワタリガラスの神話」を目の前で、聴くことができたのはほんとうによかった。
「クリンギット族、ハイダ族、イヌイット、日本人が同じ『ワタリガラスの神話』をもつ民である」という言葉に、なんともいえない喜びを感じたのは、きっとわたしだけじゃないはず。
このイベントに感じた思いを、他の人に伝えるには、まだ時間がかかりそうです。


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この記事へのコメント
何とも言えない時間でした。2日間もあの空間を味わえて良かった!星野さん、たくさんの心に染み入る作品をありがとうって言いたいね。
Posted by ちゅうじ at 2006年08月14日 20:40
ちゅうじ君>星野さんの作品を見たり、読んだりしていると「伝えることをあきらめてはいけないな」と感じます。池澤夏樹さんもいっていたように、星野さんがなくなってからの10年、星野さんが大切にしていたことや感じたことが、じわじわとみんなの心に広がっている。
この2日間に参加できた私たちは、とてもラッキーだったと思うよ!
Posted by コトリ at 2006年08月16日 17:32
数々の星野イベント、中身が濃すぎてまだ消化しきれません。
お目にかかりたかった人たちに一気に会ってしまって、
それだけでも圧倒されています。

多分、時間をかけて、
フとした時に、”ぽっ”と、ある写真やある言葉たちが、
心を支え、心の目をひらいてくれるような気がしています。

そして私も「まだ間に合う」かもしれない場所、アラスカへ。
Posted by 亜 at 2006年08月16日 20:00
亜さん>わたしもまだ消化中という感じ。
今日なんて、東京で2週間いろんなことを吸収したせいか、頭が疲労していていくら眠っても眠いの。
亜さんにとって、アラスカへ行く前準備として、完璧な夏だったんじゃないかな。気をつけていってきてね!
Posted by コトリ at 2006年08月16日 23:36
 
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